季節はすっかり秋だというのに日差しが強い日のお昼前、僕はTさんと駅で待ち合わせました。
Tさんは清楚なワンピース姿で現れ、僕らは軽く挨拶をして、ランチするお店まで歩き始めました。
まずは僕の方から、「Yes回答してくれてありがとうございます」と話し始めました。
Tさんも「こちらこそ、ありがとうございます」と言ってくれて、軽くお話ししながらお店まで歩きました。
歩きながら、僕はなんだか、不思議な感じがしていました。
今までは、下の名前、しかも平仮名の名前しか知らない女性と一度だけ会って、連絡先の交換をせずに別れて、もう一度会いたいと思っても会えないという状況が8回も続いたので、Tさんともう一度会えたということだけでも、ちょっと不思議な感じがしました。
大袈裟ですが、
「Tさんって、本当に存在したんだ・・・」と思ってしまいました(笑)
これまでの8人には、もう一度会うことができない、連絡先すら知らないという状態だったので、
「実は存在しないのかも?一度だけ会った人は、実はまぼろしだった?」みたいなことを考えたりしていました(笑)
駅から5分くらい歩いたところにあるお店に着き、店内に入りました。
僕が予約したそのお店は、パスタメニューが豊富なイタリアンのお店でした。
以前に何回か、お昼に一人で食べに来たことがあったお店だったので、安心感がありました。
このお店は、お店の内装の雰囲気が良く、それが理由で、この日はこのお店を選びました。
海外に古くからある地元の料理屋さん、という感じの、お洒落で親しみやすい雰囲気のお店だったのです。
席に着くと、二人ともパスタを注文して、お話ししながら食事をしました。
話題は、Tさんの仕事の話が多かったように思います。
Tさんは、あまり積極的に話す方ではなかったので、あまり会話が途切れないように、僕の方が気を遣って話しを続けるという感じになりました。
特別盛り上がる訳ではなく、でも変な雰囲気になることもなく、無難に時間を過ごした感じでした。
2時間経たないくらいの頃に、僕たちは店を出て駅まで歩き、お別れしました。
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