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2020年10月の昼過ぎ、都心の駅近くにある銀行の前で、1人目のお見合い相手であるA子さんと待ち合わせました。
僕は早めに行き、お見合いをする場所として女性を案内する喫茶店の場所を確認してから、
待ち合わせ場所の前で待っていました。
「本当に来るのかな?」
「写真のイメージと全然違う人だったらどうしよう?」
などと考えながら待っていました。
そして、待ち合わせ時間になりました!
が、それらしき人は現れず。
「あれ?来ないな?どうして?」
と思ったその時、息を切らして走ってくる女性がいました。
僕の前まで来ると、
「キーボーさんですか?」
と聞かれました。
僕は、「あ、そうです。A子さんですか?」
と僕が聞き返すと、
「ごめんなさい。場所が分からなくて。」
と言いながらもまだ息切れ状態だったので、
「だ、大丈夫ですか?とりあえず、行きましょうか。」
と僕は言って、A子さんとともに歩き出しました。
歩いて数十秒ほどのところにある喫茶店に入り、席に着いて話し始めました。
マスクを外したA子さんは、写真で見た通り、とても可愛らしい人でした。
黒髪でパッチリした大きな目の、おしとやかな感じと、明るく元気な雰囲気を併せ持った女性でした。
話し方も、ハキハキと、明るく楽しそうな感じで、とても好感が持てました。
仕事は企業の事務職で、趣味は、舞台やミュージカルを観に行くことと話していました。
僕は舞台やミュージカルを観に行った経験がほとんどないので、「チケットを取る大変さ」という、僕の趣味であるサッカー観戦とも共通する部分について話していました。
あとは、「仕事はどんなことをしているか」とか、「コロナが流行り出して大変だったこと」などを話しました。
話していて感じたことは、「A子さんとは、お見合いの経験値に差があるな」ということです。
僕は初めてだったのですが、A子さんは、明らかに「経験者」という感じで、立ち居振る舞いからして「場慣れしている」感じでした。
なので、僕自身は「問題なくスムーズに話せている感じだな」と思っていましたが、A子さんには、そうは見えなかったかもしれません。
まあでも、沈黙が続くとか、話が全然続かないということはなかったですけどね。
話していて楽しかったかといわれると、正直そこまでは感じられなかったし、そんな余裕もありませんでした💦
まあでも、A子さんと話していると、「明るく楽しい気持ちでいられそうだな」とは思いました。
話し始めてから1時間近く経った頃に、どちらからともなく、「そろそろ、このへんにしましょうか・・・」という感じになり、店を出て、駅まで一緒に歩いていきました。
改札口でお別れして、お見合いは終了しました。
僕は、A子さんがどうこうというより、「無事に終わってホッとした」という気持ちで電車に乗り、家路につきました。
お見合いの後には、当日から翌日中までにしなければならないことがあるので、それについては次の記事で書きますね。
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